初心者向け解説

【自作PC】メモリーとは?メモリーの役割や、規格の見方を解説!!

こんにちは。ヨフです。

僕は自作PCの製作をおすすめしていますが、パソコンは、色々なパーツで構成されています

今回は、その中でも【メモリー】について解説します!

メモリーとは?作業机のようなもの!

パソコン内では通常、CPUが多くの情報を処理しています。そのCPUが情報を処理する際に、一時的にデータを保管することができる場所が【メモリー】です。

分かりやすい様に物に例えます。
まず、CPUを人間に例えます。人間(CPU)が書類(情報)をまとめる時、一度置いておく場所(机)がほしいですよね?その「机」がメモリーに当たるわけです。

上記の例えは結構的確で、実際に作業机と同じ様なことがパソコンでも起こるんです。

作業する時、広げられる机は大きい方が作業しやすいですよね?ただあまりに大きすぎても、使わないので意味がありません。パソコンのメモリーも同じで、あまりに大きすぎても意味がないのです。

メモリーとメモリーモジュール、DIMMの違いよく聞かれるのはメモリーとメモリーモジュールの違い。答えは「同じ」です。一般的にメモリーと呼ばれるものは正確に言うとメモリーモジュールを指します

メモリーモジュールとは、細長い基板の上にいくつかの「メモリーチップ」を搭載しているパーツを指し、DMMI(Dual Inline Memory module)と呼ばれています

メモリーの規格!DDR4って何?

メモリーにもいくつかの規格があります。Intelの「Core i」シリーズ用のマザーボードでは「DDR4 SDRAM」か「DDR3 SDRAM」という2種類の規格のメモリーが使用できます。
しかし、第8世代の「Core i」シリーズやAMDの「Ryzen」シリーズのマザーボードでは「DDR4 SDRAM」のみ対応しています。

第8世代の「Core i」シリーズとは?IntelのCPUには世代があり、発売された時期によって世代が変わります。
詳しくは下の記事からご覧ください。
【自作PC】CPUとは?【Intel】と【AMD】2大メーカーの違いや種類を解説!!こんにちは。ヨフです 僕は自作PCの製作をおすすめしていますが、パソコンは、色々なパーツで構成されています 今回は、その中で...

現在発売されている主流のメモリー規格はDDR4 SDRAMですが、過去の規格として「DDR」「DDR2」「DDR3」があります。DDRとDDR2は既に生産されておらず、過去の産物となっています。

メモリーの基本性能の見方!DDR4とDDR3の違いは?

先程説明した通り、メモリーには新旧合わせて4種類の規格があります。それぞれの規格の違いは「転送速度」です。理論上の転送速度は、DDR4がDDR3の2倍、DDR3がDDR2の2倍となっています。

同じ規格の中でも種類があります。例えば、「DDR4-4266」や「DDR4-4000」などです。これをチップ規格といい、4桁の数字が大きいほど高速で動作します。ともなって、値段も上がります。

下記が現在代表的なメモリーの性能表です

チップ規格 モジュール規格 メモリークロック バスクロック
D
D
R
4
DDR4-4266 PC4-34100 266MHz 2133MHz
DDR4-4000 PC4-32000 250MHz 2000MHz
DDR4-3600 PC4-28800 225MHz 1800MHz
DDR4-3200 PC4-25600 200MHz 1600MHz
DDR4-3000 PC4-24000 188MHz 1500MHz
DDR4-2666 PC4-21333 166MHz 1333MHz
DDR4-2400 PC4-19200 150MHz 1200MHz
D
D
R
3
DDR3-3000 PC3-24000 375MHz 1500MHz
DDR3-2666 PC3-21333 333MHz 1333MHz
DDR3-2400 PC3-19200 300MHz 1200MHz
DDR3-2133 PC3-17000 266MHz 1066MHz
DDR3-1866 PC3-14900 233MHz 933MHz
DDR3-1600 PC3-12800 200MHz 800MHz
DDR3-1333 PC3-10600 166MHz 667MHz

チップ規格とは

チップ規格は「DDR4-4266」や「DDR4-4000」などのことを指します。

4266や4000の4桁の数字はメモリーチップの最大動作周波数を意味し、4266なら4266MHz、4000なら4000MHzで動作します。簡単に説明すると、この数値が高いほど高速で動作します。

モジュール規格とは

モジュール規格は「PC4-34100」や「PC4-32000」などのことを指します。

34100や32000などの数字はメモリーモジュールの最大転送速度を意味し、34100なら「34.1GB/s」、32000なら「32GB/s」の転送速度となります。転送速度とは、文字通りの意味で、データをやり取りする際のデータを転送する速度のことです。

メモリークロックとは

メモリークロックとは、メモリーが動作する際の周波数を意味します。クロックの説明は専門的な知識になるので割愛しますが、簡単に言うと、一秒間にメモリーが処理できる回数です。なので、この数値が高いほど性能が高いわけです。

※かなり簡易化した説明なので、厳密には違います。

バスクロックとは

バスクロックは、メモリーとCPUを接続する「バス」の動作周波数を意味します。

「バス」は、データをやり取りするための道、信号線のようなものをイメージしてください。その「バス」を行き来する周波数なので、要するに「データのやり取りを一秒間に何回できるか」を表しています。

メモリーのメーカーを比較

メモリーにはざっくり5つのメーカーがありますが、正直どのメーカーのものも基本的な性能は変わりません。正確にはコストパフォーマンス保証などが違うので、それぞれのメーカーの特徴を見ていきましょう

メーカー名 特徴
CENTURY MICRO 唯一の国産メモリーメーカー。国産なので信頼性が高いのが特徴
CORSAIR オーバークロックに対応したメモリーに定評があるメーカー。
UMAX コスパに優れたメーカー。永久保証もあるので安心です。
Silicon Power 永久保証など、充実したサポートに定評があるメーカー。
G.Skill International オーバークロックによって破損したメモリーでも保証がつくという、オーバークロッカー御用達のメーカー。
CFD コスパに優れたメーカー。可もなく不可もなくといった感じ
Crucial 世界最大のメモリーチップメーカーMicron Technologyの子会社。安定性と信頼性の高いメーカー


永久保証について

永久保証っている?という意見をたまに聞きますが、メモリーはパソコンのパーツの中では比較的壊れやすいパーツです。なので、意外と永久保証が役に立ったりします。

しかし、「オーバークロック」という、性能の限界を攻めるような使い方は壊れやすいため、永久保証の適用外の場合がありますので注意しましょう。

まとめ:メモリーは「ある程度」の性能でいい

メモリーについて、少しは理解して頂けましたか?メモリーの規格について、ちゃんと理解するにはクロックなどのITの知識が必要となります。もっと詳しく知りたい方は、もう少し勉強してみて下さい!

メモリーは高ければ高いほど性能のよくなるCPUなどの他のパーツと比べ、性能が高すぎてもあまり意味がなく、またメーカー間でも大きな差が無い珍しいパーツです。

パーツごとの知識をしっかりつけて、自作PCに挑んで見て下さい!

またねっ!